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2012年 01月 28日
冬眠したい寒さです。
私は半分冬ごもり状態^^ でも、ぴんと張りつめた空気の中、星はとてもきれいです。 夕方、西の空に金星がまぶしくらいに輝いています。 ほっそりとした月が楚々と浮かんでいます。 さて、大人の本が続きますが。 ![]() 『舟を編む』 三浦しをん 光文社 2011年 大学時代の友人で本のプロに「本を愛する人には絶対一度は触れて欲しい本だよ」と 薦めてもらいました。 辞書編纂のお話し。言葉を愛する変人がぞろぞろ出てきます。 楽しい♪ 楽しすぎる♪♪ 私のツボに ズボリとはまり へろへろ。 笑って、泣いて、ページをめくる前にまた笑って、泣いてるんだか笑ってるんだかわけが分からなくなり、終いにはむせて、ばったり。。 「笑ってる。気もち悪っ」 「今度は泣いてる。忙しいね~」 「ママ、頭がおかしくなった。。。」 遠くから子どもたちの声がきこえてくる。 三浦しをんには、いつも不意打ちを喰うのです。 ほんの一言に笑わせられ、泣かされる。 あー、楽しかった。あー、疲れた。 「魂の熱量(カロリー)過多」という言葉に目から鱗がぼろりと落ちました。 あー、そういうこだったのね! と。 そして、感情を、気持ちを「言語化する」ということが語られています。 これは、私にとっての「本を読む」ということ。 私は、なぜ、本を読むのか。 それは、混沌とした私の感情や考えを、言語化していくための言葉探しであり、自分以外の人の生き方、考え方、感じ方に出会うためです。 時に言葉は無力ですが、それでも、言葉で表せるということは精神に大きな安らぎを与えてくれます。 否定的だったり、苦しい感情だったりすれば尚のこと。 例えば、友人に裏切られた時、絶望や屈辱、恨みなどたくさんの感情が涌きあがるでしょう。 その時に、「ばか」とか「死ね」とか、そんな言葉しか持ち合わせがなかったら、そのわずかな言葉に気持ちがどんどん凝縮されて、恐ろしい方向へ突き進んでしまうかもしれません。 でも、「あんぽんたん」とか「すっとこどっこい」とか、ここでは書けないような、罵詈雑言を蓄えていれば、気持ちはいろいろな方向へ拡散されると思うのです。 汚い言葉も含めて、たくさんの言葉の蓄えがあるということは、大きな力になると思うのです。 「魂の熱量」大量消費して読了しました。 本屋大賞ノミネート作。おすすめです! なお、これは個人的な感想です。読後感には個人差があります^^ アン 2012年 01月 27日
みなさまにお願いがあります。
昨年の震災後、私は東京窓口として、被災地に本を送る活動「みんな、おなじ空の下で」をお手伝いしました。 その発起人イシマルさんは、その後も、ずっと被災地に心を寄せてらっしゃいます。 イシマルさんのHPはこちら 子どもと見る風景 codomiru http://www.kodomiru.com/ 今、被災地の子どもたちのために「遊び紐」を作っているそうです。 1人では手が足りないのでお手伝いを求めています。 イシマルさんより ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お願いごとです。 被災地の保育所などに送る「あやとりひも」「遊び紐」を作っています。 1人の手では足りないので、どなたか協力いただけないでしょうか? あやとりひもは、年齢に応じて大きさがある方がいいと思いますがおまかせします。 小さければままごとに使うので、気にしないでください。 ... 「遊び紐」というのは、幅1.5センチ、または2センチ程度で長さは1Mから1M半 腰に巻いたり、頭に巻いたり、縄跳びにしたり、ケーキになったりします。材料費などは出ないので、寄付という形になりますが、1本でも2本でも構いません。お力貸してください。 送付先は、気仙沼や松島、石巻などの保育所、いわきなどの幼稚園。 郡山の小学校や、仮設住宅集会所に送ります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 毛糸は純毛が手触りが良くよいそうです。 かぎ針で1Mほどの鎖を編んで、長編みをすると丁度よいとのこと。 作ってみました^^ ![]() 小さい小さい娘のニットを編んだ残り サーモンピンのベービーウール。 次に編むのは孫か?? 手放せずにとってあった柔らかい毛糸が思いがけず役立って嬉しい^^ 細いので2本どりで編みました。 イシマルさん、ありがとう! アップはこちら ![]() 鎖編みと長編みだけで簡単です。 手伝いたいけど編み方が分からないという方、お教えします。 すみれ文庫 編み物の会 笑 おしゃべりしながら あみあみするの楽しいですよ♪ 私は、月・火だと時間が取りやすいです。 希望者が数人いれば、日程組みますね。 2月15日までに私にお届けください。 まとめてイシマルさんにお送りします。 お近くの方、ご連絡いただければ取りにいきますね^^ 併せて、あやとりの本のご寄付も受け付けています。 「遊び紐」1本・2本、あやとりの本1冊でも嬉しいです。 皆さま、お力お貸しください。 どうぞよろしくお願いいたします。 アン 2012年 01月 27日
今週が1月最後の文庫でした。
年が明けたと思ったら、もう2月。 私は完全に周回遅れ。 のろのろしている間に季節が一巡りして戻ってきました。 《 2月の開室日 》 1日 8日 15日 22日 29日 毎週水曜日 午後2:00~5:00 おっ、今年はうるう年ですね。 インフルエンザや風邪が流行る季節です。 体調の悪い時は、どうぞ無理なさらず返却を延期なさってください。 私もお休みしないよう、手洗いうがい、栄養、睡眠、気をつけます。 日が少しずつ延びてきました。 夕方、西の空に、金星がまばゆいばかりに輝いています。 2月になると春の気配を感じるようになるでしょう。 子どもたちが、冬になるとこの本を思い出す、そんな本に出会えますように。 ![]() くんちゃんのように、私も冬には小鳥にヒマワリの種を。 冬の楽しみ♪ 窓辺にちょこんといるシジュウカラ、わかりますか? アン 2012年 01月 26日
今日も寒い!
氷のような空気です。 ホットカーペットの上に居ると眠くなっちゃう。 寒い中いらしてくださった皆様、ありがとうございます。 のんびりペースの一日。 4年生のAちゃんに 「手がきれい・・・」と呟かれて、どぎまぎするアラフォー(笑) Aちゃん、ありがとう! Mちゃんが今日もあひ先生と来てくれました。 あひ先生、こんにちは^^ ![]() 左から、ちぇろた君・あひ先生・はなこさん、です。 先週、連れ帰ってくれた かえる達にも名前つけてくれたのね。 ありがとう^^ 1歳の弟Yくんは、お姉ちゃんのお気に入りをちゃ~んと知っていて、 本棚に戻した『ふくろうくん』を何度も持ってきます。 一緒に本読んで温かな時間。 ![]() 『くんちゃんとふゆのパーティー』 作・絵 ドロシー・マリノ 訳 あらい ゆうこ 冬ごもりの前にぜひ雪を見たかった くんちゃん。 すると、空から雪が舞ってきて。 お母さんと ゆきぐま を作って、楽しい雪遊び。 小鳥が見ています。 雪はきれいだけど、食べ物が見つからなくなる。 それを知った くんちゃんは。。 自分にとっては楽しい雪。 でも、困る人もいる、ということをさりげなく教えてくれます。 そっと他者に目を向ける心を教えてくれる1冊。 Mちゃんは I さんブランドのマイバックを買ってくれました。 Mちゃんが自分で名前を書いて、それを刺繍しました。 ![]() 「わぁ~。ぴったりだ!」 借りた本は自分で持って帰ろう♪ ほんの少し自立をお手伝い。 Rくんは、さっと決めて公園へ。 なおさんとほかほかおしゃべり。 プールの前の貴重な時間に来てくれる2年生のEくん。 私よりずっと背の高い6年生のKくん。 二人とも「タンタン シリーズ」がお目当て。 譲りあう姿が微笑ましい^^ 年中のMちゃん、2年生のYちゃん姉妹。 文庫のかえるで遊びました。 ♪ ぎゃーろのめだまにきゅうすえて それでもとべるか とんでみな おっぺけぺ おっぺけぺ おっぺけぺっぽっ ぺっぽっぱっ ♪ リズムに合わせて かえるをお手玉みたいにして遊びます。 お互いに投げ合うのも楽しいです。 因みに、ぎゃーろはかえるのことで、目玉に灸すえて・・・ わらべ歌ってよく聞くと残酷なことが。 でもそれは、良い悪いの問題ではないと思うのです。 もっと何か、深いもの、残酷だからと簡単に排除してはいけないもののように思います。 敢えて説明することはなく、後々分かってギョッとするのもいいではないですか^^ 3年生の女の子たちがきて賑やか。 付き添ってくる1歳、2歳の弟くんたちが1~2週間会わない間に、歩き出したり、絵本への反応がぜんぜん違ってきたり、目を見張る成長ぶりです。 小さい子どもたちの中に、大きな宇宙が見えます。 幸せな時間を心からありがとう。 また、来週! アン 2012年 01月 22日
30数日ぶりに雨が降り、寒いけれど空気が柔らかくなりました。
今日は大人の本をご紹介。 図書館で借りましたので、文庫にはありません。 ![]() 『空へ向かう花』 小路幸也 講談社文庫 2011年 主人公は・・・誰だろう? 心に大きすぎる傷を持たされた小学6年生の春之と花歩、何か訳ありなおじさん伊崎原さんと花屋でアルバイトをする大学生 桔平。 この4人が、「わたしと、ハル」「僕と、伊崎原さん」「私と、桔平さん」・・・という形で、 それぞれの目線で1つの問題に向き合っていきます。 春之は運命のいたずらか、人殺しとなってしまいます。 それは、誰が見ても事故としか思えないような悲しい出来事で、春之本人も自分が罪を犯したのか分かりません。 でも、人を殺してしまったことは事実としてそこにあります。 そんな春之と、花歩、伊崎原さんことイザさん、キッペイは出会っていきます。 するすると糸を手繰り寄せるように。 これも運命のいたずらなのでしょうか。 テーマはとても重いです。 その重さに押しつぶされ、逃げ出したくなるほど。 でも、春之も花歩も逃げませんでした。 懸命に空を見上げようとしました。 それを、イザさんとキッペイが見守り助けようと心に決めました。 私、物語の中には光が、どんなに小さくても、光が必要だと思うのです。 日々、嫌でも、悲惨なニュース、絶望的なニュースを目にし耳にします。 自分が直面することさえあります。 だから、せめて、本の中では光を見つけたい。 本の中に探したい。 本は、苦しいことがたくさんあっても生きていくために、人生捨てたもんじゃないって思うために読むのだと、私は思います。 本書には、重さの中に光があります。 絶望の中に光を見つけるのは大変な作業ですが、深い闇を知った人は、きっと、より明るい光を知ることが出来ると思います。 そう信じられるような作品です。 雨が上がり、日が差してきました。 爽やかな読後感です。 アン
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