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2009年 03月 01日
おはようございます。
とはいっても、もうお昼ですね^ ^ 今朝はすっかりお寝坊してしまいました。 『おいしい おしゃべり』 阿川佐和子 幻冬舎文庫 2000年 (単行本 1996年) 前回の、乃南アサ「軀」が怖かったので、笑うなら“阿川佐和子さん”と思って読みました。 表紙の和田誠さんのイラストの阿川さんもそっくりで、とてもキュートです。 ピンクの豚ちゃんもかわいいです♪ タイトル通り、食べ物に関するエッセーと、阿川さんの日々の暮らしが楽しくユーモアたっぷりに綴られています。 外で読んではいけない、と思いつつ、ついつい病院の待合室や電車の中で読んでしまい、笑いを飲み込むのに必死です。 我慢しようと思えば思うほど、ますます可笑しくなって、自宅で思う存分ケラケラ笑いながら読むより楽しさ倍増かも?! 私の好きな、ドイツ人児童文学作家エーリヒ・ケストナーの「飛ぶ教室」が、 阿川さんのおすすめの本として紹介されていたのも嬉しかったです。 ケストナーは確か、全作品が国際アンデルセン大賞を受賞していたはずです。 「飛ぶ教室」はもちろん、「ふたりのロッテ」「点子ちゃんとアントン」もおすすめですよ。 阿川さんは、大人にも子どもにも、おすすめの本を聞かれるといつも「飛ぶ教室」と答えるそうですが、私だったら・・・と考えて、 『がんばれヘンリーくん』 作 べバリイ・クリアリー 絵 ダーリング 訳 松岡享子 学習研究社 原書初版 1950年 日本語訳 1969年 シリーズで14冊ありますが、その1冊目、我が家の子供たちはもちろん読まされ、近所の子供たちも何人か被害にあっています(笑) でも、本当に面白いんですよ!! 著者のクリアリーさんは、子供の心のまま、体と頭だけ大人になったに違いありません! シリーズが進むにつれ、主人公がヘンリーくんから、ヘンリーくんの友人の妹ラモーナに代わっていきます。 男の子の気持ち・女の子の気持ち・犬の気持ち、それぞれがとても瑞々しく時に切なく、丁寧に真摯に描かれていて、自分の子供時代を重ねても、また、我が子と重ねても、笑って泣ける作品です。 楽しいだけ、無邪気なだけの子供ではなく、一人の人間として家族の一員として、しっかり悩み考える子供の姿も、弱さも迷いも持つ大人の姿も、誇張やわざとらしさなく描かれています。 本当にすばらしい!! 訳者の松岡享子さんは、「育児書を読むより、ずっと子育ての役に立つ」とおっしゃっていました。 私も、心からその意見に賛同します。 真実は良質の物語の中に! 久しぶりに、ケストナー作品と“ヘンリーくん”を読み返してみたくなりました。 アン
by books-05
| 2009-03-01 13:36
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