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2009年 06月 27日
こんにちは。
今日も暑いです! お店ではアイスコーヒーのご注文が倍増します。 特性ブレンドで美味しいですよ♪ 「バッテリー」 の あさのあつこさんのおすすめです。 画家ゴーギャンの生涯を素材とした、芸術家小説です。 株式仲買人ストリックランドは、ある日突然、妻子を捨て、 絵を描かなければならない!、と家をでます。 絵の才能を認め、尽くしてくれた、唯一の友人の妻を寝取り、 飽きたといって無情に捨て、自殺に追いやっても、 ひとかけらの罪悪感もありません。 やがてタヒチに渡り、妻と子どもを得ますが、病に斃れます。 ストリックランドの女性評は酷いもので、女として憤慨すべきなのですが、 的を射ている気もして、「そうでしょうとも!」 と開き直るしかなかったです(笑) 男性に対しても辛口なので、モームさんは平等なようです。 全体的に皮肉で意地悪な空気なのですが、不思議とイヤな感じはしません。 ゴーギャン自身は、ストリックランドのように無情ではなく、妻子と別れたとはいえ、悩みも悲しみもあったそうです。 あとがきを読んで、この作品が3分の2ほどにまとめて翻訳されたと知り、 ちょっとショック。 完訳を探して、読み比べてみます。 略してまとめられた翻訳本といえば、児童文学の名作に多いそうです。 「小公子」は、子ども心にも、しらけてしまうような“良い子ちゃん”が登場しますよね。 原作では、丁寧な心理描写があって進むお話しなのに、色々な都合で一足飛びになり、そのために、おかしなことになってしまうそうです。 この夏は、完訳本との読み比べをしてみたいと思います! では、皆さま、良い週末を♪ アン
by books-05
| 2009-06-27 12:20
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