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2009年 10月 03日
みなさま、お月様見えましたか? 東京は、昼間は雨が降ったり止んだりでしたが、夕方には青空ものぞくようになり とてもきれいなお月様が見えました。 雲がどんどん流れていき、幻想的でした。 月は本当に神秘的です。 そして、お月見といえば! “月見だんごセット”♪ 子ども達に急かされ、慌てて盛り付けたので お月様に見立てたかぼちゃ入りの黄色いお団子が、散らばっています。 こんもりと盛りたかったのに・・・。 手前は、あんこ(ちょっと煮詰めすぎ) と みたらしあん です。 外でお月見していたら、ご近所の方も出ていらして、一緒におだんご食べました^ ^ 今日は、十五夜なので、月に関する絵本を紹介しようと悩んだ結果 『すてきな 三にんぐみ』 トミー=アンゲラー 作 いまえ よしとも 訳 偕成社 原書初版 1962年 日本語訳 1969年 (幼稚園くらい~) 目つきの悪い三人と、真っ赤な大まさかりが恐ろしげです。 三人は、恐ろしい大どろぼうです。 夜になると、えものを探しに行きます。 ある晩、襲った馬車にえものは無く、ティファニーちゃんが乗っているだけ。 ティファニーちゃんはみなしごで、意地悪なおばさんに引き取られるところでした。 三人は、ティファニーちゃんをだいじに抱えて連れ帰りました。 ティファニーちゃんは、三人が奪ってきた宝の山を見て 「まぁぁ、これ、どおするの?」 使い道を考えていなかった三人ぐみは、額をあつめて相談しました。 そして・・・。 三人の仕事を見つめる月の存在感が抜群です。 子どもの頃から大好きな本なのですが、怖いような月がとても印象に残っています。 お月様の本、いろいろあるのですが、最初に思い浮かんだのでこれにしてみました。 お話の中に、 さびしく、かなしく、くらい きもちで くらしている、すてごや みなしご が出てくるのですが、子どもの私には衝撃的でした。 暗いトーンの色彩と未来に明るさを感じさせるラストの調和が、じわりと心にしみました。 絵本は、本当に奥が深いです。 では、よい月夜を! アン
by books-05
| 2009-10-03 23:49
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