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2010年 07月 24日
東京は連日の熱帯夜ですが、 ふっくらしたお月様は涼しげです。 さて、上野の芸大美術館でシャガール展が開催中です。 行きたいなぁ~、と思っているので、こんな本を読んでみました。 『シャガールとの日々 語られなかった7年間』 新装版 ヴァージニア・ハガード 監訳 中山公男 訳 黒田亮子 西村書店 原書初版 1986年 邦訳初版 1990年 新装版 1997年 世界中で愛され、その名を知られるマルク・シャガール。 1944年、約30年連れ添った、愛妻ベラを亡くし、その孤独感から創作できなくなっていた時、 著者は、シャガールの身の回りの世話と話し相手を頼まれます。 精神的にも経済的にも辛い時期にあった著者は、 次第に芸術家シャガールに惹かれていきます。 二人は愛し合うようになり、著者は小さな娘を連れて、夫のもとを去ります。 シャガール58歳、ヴァージニア30歳でした。 翌年1946年、二人の間にダヴィッドが誕生しています。 本書は、ベラ亡き後のシャガールが、ヴァヴァと結婚するまでの7年間の記録です。 ヴァージニアが語るシャガールは、天才であり、また一人の素朴で温かな男性です。 あらゆる性質、相容れないようなものであっても、をあわせ持つシャガールとの暮らしは 豊かで、刺激に満ちています。 シャガールに愛されたヴァージニアも、ある意味で、天才だと思います。 やがて、二人の心に溝ができてしまい、著者はシャガールのもとを去ります。 ちょっと、大変だったんですけれどね。 人の心が離れていく過程がとてもよく分かります。 この点は、天才カップルでも、平凡なカップルでも、あまり変わらないかもしれません(笑) どうやら、私は、マニアックな部分から読んだようです。 シャガール側では語られなかった7年間。 ちょっと調べてみても、ベラを亡くして、次は、ヴァヴァとの結婚、となっています。 ヴァージニアについては、記述がありませんでした。 でも、彼女の誠実さがしっかりと伝わってくる本書は、 感傷的でも、メロドラマでもなく、深い洞察力による知的な記録です。 読み応え十分です。 天才の世界を覗いてみてください^ ^ さて、昨日のごはん♪ 焼きとんかつ じゃがいもミルク煮 オクラ・トマト・きゅうりのサラダ ごはん・きゃべつのお味噌汁 とんかつ、オーブンで焼く方が多い我が家。 油も少なくてすむし、後片付けも楽なので・・・。 さくさく感は、これで十分ですが、焼き色の迫力に欠けますな。 暑いのに、誰も食欲が落ちないので、もりもり食べてます(笑) 今日も暑そうです。 みなさま、良い1日を! アン
by books-05
| 2010-07-24 09:12
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