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2010年 10月 18日
今年は、岩波少年文庫創刊60周年、ということで、 たくさんの本が復刊されています。 10月は、18冊もリクエスト復刊されました。 いや~、困りますねぇ~。 限定出版で重版の予定なし、などと言われると、もうダメです。 悩みに悩んで・・・・さて、何冊買ったでしょう?(笑) 私のへそくりは減る一方です。 ♪ 今日の1冊 ♪ 『かしこいビル』 作 ウィリアム・ニコルソン 訳 まつおか きょうこ よしだ しんいち ペンギン社 原書初版 1926年 邦訳初版 1982年 久しぶりの絵本ですね。 私の大好きな絵本、ベスト3に入ります! お話しは、いたってシンプル。 メリーちゃんは、おばさんから、遊びにいらっしゃい、と手紙をもらいました。 大切なものを、あれこれと詰め込んで出発。 ところが、だいじなビルを入れ忘れてしまいました。 涙にくれるビル。 しかし、ビルは決然と立ち上がり、メリーちゃんの乗った汽車を追いかけます。 そして、とうとう追いつきました。 すばらしいテンポで展開するお話しは、何度読んでも飽きることがありません。 読み終えて、本を閉じる間もなく「もう1回!」と叫んだ息子の表情を、 今も、はっきり覚えています。 おとなの私も、「もう1回!」と思ったくらいですもの。 とてもつもない底力を感じます。 こんなにも惹きつけられるのは、どうしてなのでしょう? 1つは、ストーリ展開のテンポのよさと、 そのテンポにぴたりと合った絵ではないかな、と思います。 “生き生きした絵” といいますが、この絵は、まさに生き生きしています。 ビルが、絵本の中から飛び出してきそうな躍動感。 ビルの悲しみ、決意、必死さが、手に取るように分かります。 そして、松岡享子さんと吉田新一さんの解説を読んで、もう1度丁寧に絵を読んでいくと 作者が実に細やかに描いていることに気づかされます。 「お~!!」と思いますよ(笑) きっと、子どもは、そういったことを、誰に言われなくても気づいているのだと思います。 ですから、小さい人には、説明しないでくださいね。 子どもは、すばらしい読者です。 子どもの目で、絵本を読めたらいいのになぁ。 小さい人はもちろん、小学生からおとなまで、ぜひ、読んでみてください。 とても おすすめです♪ 鱗雲が夕日に染まる様子は、言葉を失うほどきれいですね。 このところ、引き抜かれたばかりのごぼうのようになった息子が、 「夕日が、すっごくきれい!」と興奮して、呼びにきます。 一緒に感動するのかと思いきや、するすると木に登り、 自分だけ特等席で「お~!」と叫んでいます。 ずるい!! 東京の空は狭いです。 アン
by books-05
| 2010-10-18 16:50
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