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2011年 03月 04日
今日も凍えるような寒さでした。 私は寒くて首をすくめているのに、早咲きの桜のつぼみは、ふっくらした顔を凛と上げていました。 さて、昨日は6年生の娘のクラスで読み聞かせをしてきました。 6年生にとって、小学校での最後の読み聞かせです。 前回、わたくし、愛する絵本たちを読んで、もう心残りはありません。 きらきらの未来が待っているであろう6年生。 ラストは、“ 恋 ” “ ひとを好きになるということ ” をテーマにしようと思っていました。 そして、忘れてならないのが、爽やかイケメンの担任の先生。 27歳、お年頃です^ ^ 最後の1冊は、子どもたちだけでなく、お世話になった先生に捧げることにました。 『お話を運んだ馬』 作 I.B.シンガー 訳 工藤幸雄 岩波少年文庫 1976年 以前ご紹介した、『お話を運んだ馬』から「レメルとツィパ」を読みました。 結婚式を前に、母さんは父さんと結婚したのに、よりにもよって私だけ赤の他人と結婚するなんて! と大泣きするツィパ。 つまみ食いを猫に見られて、母さんに告げ口されるのを恐れるレメル。 レメルは、商売をしようと、仕入れに行った先でペテンにあい、すってんてんで帰ってきます。 騙されたのは字が読めないからだ、と大きな町まで字を習いに行きます。 でも、ツィパに会えいレメルは寂しくて寂しくて・・・。 大のぼんやり 二人が交わす手紙は(代筆代読してもらいます)、世界一のラブレターです。 読んでいて思わず胸が熱くなってしまいました。 どんなに頭のいい人にくらべても、二人は大切なことをちゃ~んと知っていたのです。 二人のぼんやりぶり、ペテン師とのやり取り、とても面白いです。 ゆっくり読んで20数分、15分しかない読み聞かせタイムでは、全部は読めません。 でも、どうしても、このお話しを読みたくて、5分ほど短くすることにしました。 さて、どこをカットし、要約しましょうか。 何回読み返しても、1つとして余分な言葉はなく、改めてこのお話しの偉大さを知ることに。 何度も何度も読み返して、 シンガーさんと訳者の工藤幸雄さんに手を合わせながら、断腸の思いで縮めました(涙) 最後に、少し縮めてしまったので、ぜひ読んでみて下さい、とお願いしてきましたよ。 レメルとツィパ、現実にはいないかもしれません。 でも、このお話は、本当のお話だと思います。 二人が寄り添う、こんな姿を見たら 子どもたちと、先生が、心から大切に思える 大好きな相手と出会って、 二人のように幸せになってほしい、と願わずにはいられません。 輝く未来に向かう子どもたちと 若いO先生の幸せをお祈りします。 私の未来も輝かせるわよ!(笑) それでは ♪ アン
by books-05
| 2011-03-04 18:36
| 読み聞かせ
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