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2011年 03月 07日
昼前に、雨が雪に変わりました。 昨日は啓蟄だったのに、この寒さでは、ヘビも虫たちも慌てて巣穴に逆戻りですね。 ひえ~。 たくさん降ってる・・・。 こんな日にかぎって、冷蔵庫が空っぽなんですよね。 そして、こんな日にかぎって、きゃべつが安かったり、お肉屋さんが特売日なんです。 雪の中、行ってきました。お買い物。 牛乳、きゃべつ、玉ねぎ、お肉数日分 などなど・・・重いものばかり買いこんできましたよ。 昼過ぎには、雪は小雨に変わりましたとさ。 先月から、なぜか、もの悲しい空気をたたえたお話ばかりやってきます。 『銀色の鈴』 小沼 丹 講談社文芸文庫 2010年 昭和42年~46年に発表された7つの短編が収められています。 ご自身の体験をもとにお書きになったようですが、どこか人ごとで、つっけんどんな感じがします。 だからといって、いやな感じはせず、むしろ、憎めないというか、妙に気になるというか・・・。 心情の吐露は、「可笑しい」「吃驚した」「閉口した」と、そっぽを向いてぼそり。 奥様の突然の死を経ての作品だと知ると、お顔には出さない思いの存在に気づきます。 そして、「可笑しい」時にも、いつも悲しさが伴う理由も。 悲しみと寂しさ、そして、あきらめ をまとった美しいお話です。 四季折々の草花や野鳥が、もの悲しい銀色の世界に彩りを添えています。 無愛想だけれど根はあたたかい、そんな人のお話に耳を傾けるような心地よさがありました。 そうそう、買い物帰り、満開の白梅に会いました。 舞い降りてくる雪が、次々と梅の花に姿を変えているみたいで、 荷物が重いのも忘れ、ぼーっとなってしまいました。 白梅の秘密を知ってしまったのかも^ ^ みなさま、あたたかくしてお過ごしください! アン
by books-05
| 2011-03-07 14:53
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