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2009年 02月 01日
こんばんは。
今日も雨でしたね。 これ以上できない!というくらい、ダラダラと過ごしていました(笑) 図書館で理科系の本棚の前をウロウロしていて目に留まりました。 なにやら難しそうなタイトルですが、筒井康隆さんと色々な分野の専門家との対談です。 研究者は専門用語を開き、通じる言葉で話し、私たちはその言葉を聞きとり、意見交換する努力をしましょう!、というコンセプトだそうです。 解剖学者・気象学者・理論物理学者など、日頃あまりご縁のない、難しそうな分野の専門家のお話しですが、これが面白いのです! 理系ではない、作家・筒井康隆さんが聞き手だということも心強いです。 生物工学者・軽部征夫さんの「生物とつくる未来の地球」のはなしが印象的でした。 軽部さんによると 植物は害虫に対抗する(1つ1つ芽を出していると害虫にやられてしまう)ため、連絡をとり合って芽を出す時期を決め、一斉に芽を出すことで、害虫の数より圧倒的に若芽の数が上回り、生き残れる そうです。 春になると木々が一斉に芽吹くのは、木たちが相談していたからだなんて!! 植物は、非常に揮発性に富んだ化合物を出して連絡をとり合っているそうですが、その化合物の香りが、私たちが森で感じる、あのとっても良い香りなのだそうです。 森の香りは、植物たちのおしゃべりだったんですね。 私たちのおしゃべりも木々に聞かれているかもしれません^ ^ 軽部さんは、植物といっしょに環境問題を考えて共栄できる社会がくるのではないか、とおっしゃっています。 夢のようですね。 生き物たちはそれぞれ、私たち人間とは違うやり方でお話しているようです。 私たちは、謙虚に耳を澄まさなくては、と思います。 木々が相談を始める春が、ますます待ち遠しくなります♪ だいぶ気が早いですが、私たちはお花見の相談でもしましょうか(笑) アン
by books-05
| 2009-02-01 00:10
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