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2009年 03月 03日
こんにちは。
今日は桃の節句、なのにとっても寒い! 夜には東京も雪が降り、しかも積雪のおそれあり・・・。 音はせず、気配だけ感じる雪はすてきだけど、雪かきは大変です。 さて、お雛様も心なしか寒そうです。 実は、さっき出したばかり・・・。 日が悪い、天気が悪い、体調が悪い、忙しい、などとぐずぐずしていたら今日になってしまいました! 娘よ、ごめんなさい。 私の母も、当日出してその後2~3週間飾っておく、なんてことはしょっちゅうでした(笑) 遺伝なので、あきらめてね。 娘は、「今日は絶対雛あられを食べる!!」と宣言して登校しました。 花よりだんご・・・。 これも遺伝ですね(苦笑) 『もりのひなまつり』 こいで やすこ <こどものとも>傑作集 福音館書店 さて、おひな祭りの絵本を1冊。 森の近くの家の蔵に住むねずみばあちゃんに、森のこねずみから1通のて手紙が来ます。 森でひなまつりをするために、お雛様を連れてきて欲しい、というお願いです。 大事なお雛様を連れ出してよいものか、と悩むねずみばあちゃんですが、お雛様たちはすっかり乗り気です。 そろって出かけることに。 森の動物たちと楽しい時間を過ごしたお雛様たちは、ほろ酔い気分。 慌てて帰りますが、お互いの顔を見てびっくり!顔も着物も汚れています。 さあ、ねずみばあちゃん、大奮闘! おうちの人の飾りつけに間に合ったのでしょうか?! 柔らかく温かみのある絵と、優しい語り口が、ほんわかした気分にしてくれます。 何回読んだか分からない、親子で大好きな絵本です。 『りかさん』 梨木香歩 新潮文庫 (単行本初版 1999年) 文庫初版 2003年 もう1冊。 私の大好きな、梨木香歩さんの作品です。 リカちゃん人形が欲しかった ようこに、おばあちゃんから届いたプレゼントは、 市松人形“りかさん”でした。 一人、部屋に戻って涙が出るくらいがっかりする、ようこ。 おばあちゃんからのプレゼントに不満な顔を見せると、お母さんに怒られるので必死に我慢していたのです。 この出だしで、私はすっかり“ようこファン”になりました! この“りかさん”、ちょっと不思議なお人形です。 ようこ は りかさんとお話ができるようになっていきます。 優しく自分の考えをしっかりと持つ ようこと、とても粋でかっこいいおばあちゃんとの関係もすてきです。 このおばあちゃんを見ていると、年を重ねるのが楽しみになります。 すぐに読めてしまう長さですが、味わい深い物語です。 ぜひお読みになってください! ついつい、長くなってしまいました。 お読みいただいてありがとうございます。 アン
by books-05
| 2009-03-03 14:41
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