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2009年 04月 01日
こんにちは。
今日から4月ですね。 あまり区切りのない日々を送っているので、新たな日々をスタートさせる方が羨ましいです^ ^ 梨木香歩さんの「ぐるりのこと」を読んでいて、思い出した絵本をご紹介します。 『かぼちゃひこうせん ぷっくらこ』 文 レンナート・ヘルシング 絵 スベン・オットー 訳 奥田継夫・木村由利子 原書初版 1975年 日本語訳 1976年 (幼稚園ころ~) 大の仲良し、おおくまくん と こぐまくん。 食事中に何かの種を発見しました。 さっそく植えてみると、どんどん大きくなり、家がつぶされるほどの ばけかぼちゃに! そこで、2人はかぼちゃの中にお引越しです。 かぼちゃは海へ出、そして空へと。 この2人、大きさは違いますが、まったくの対等です。 ”大きい小さい”とくれば、親子だったり兄弟だったり年上年下だったり、力関係が存在することがしばしば。 子供の私は、思い込みをさらりとかわされ、とても新鮮で嬉しかったです^ ^ 「なんのたねかなぁ?」 「うえてみようよ。こぐまくん。」 「あめがふっているのに?」 「あめも また たのし,かささせば・・・。」 なんて楽しいやり取りでしょう♪ そして、ラストにはこんなセリフが 「おおくまくん。ぼくたち,そらをとんでいると,“おもった”から,ぼくたち,ほんとうに いるんだね。」 「おもうこと また たのし,か!こぐまくん。」 なんて哲学的な! 子供の私は、なにか深~い意味があるに違いない!と思って、なんども読み返しました。 結局、よく分からなかったのですけど^ ^ 分からないのに、少し賢くなったような、深い言葉に触れてありがたいような、そんな気持ちになりました(笑) “思うこと”“考えること”と、私たちが“いる”ということ。 やっぱりこの絵本はすごいです! おおくまくんとこぐまくん、今ごろどこを旅しているのでしょう。 アン
by books-05
| 2009-04-01 15:39
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