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2009年 06月 03日
昨日も近所の公園に行ってきました。 一昨日、シロツメクサに囲まれた木陰で本を読むお兄さんがいて(↑ここです) とっても絵になっていたんですもの! ぜひ、あそこで読まなくちゃ!! というわけで、ウキウキ出かけて腰をおろすと・・・ とっても良い香りと涼しい風に、なんとも幸せな気分に♪ ミツバチの羽音をBGMに、こんな本を読んできました。 お店のお客様が、貸して下さいました^ ^ 『ハチはなぜ大量死したのか』 作 ローワン・ジェイコブセン 訳 中里京子 文藝春秋 2009年 ご存知の方も多いと思いますが、世界的にハチが減っているんですね。 ハチなどによる受粉のおかげで、果物・野菜・ナッツなどの、実がなるのです。 実りの秋はなくなってしまうのでしょうか・・・。 経済性を追求するあまり、農薬・遺伝子組み換えなど 自然をコントロールできるという私たちのおごりが、 自然の絶妙のバランスを崩し、想像を超えた事態を引き起こそうとしていると 本書は警告しています。 本書の中で、「貧困」について、こんなふうに書かれていました。 貧困とはいったいなんだろう? (中略) 経済システムという文脈の中だけに存在する概念だ。(中略) もし、人生の目標が「田舎にいて、農作、庭いじり、そしてとりわけミツバチを飼うことを 中心とした快適な人生を送ること」 (中略) にあるとしたら、 貧困は、従来の健康的な暮らし方にものすごく近いものに見えてくる。 私たちは、考え方を根本的に見直さなくてはならない時にきているのでしょう。 とりわけ、富を享受してきた先進国の責任は重大です。 搾取してきた国々との調和も考えなくてはいけません。 とてつもなく、難しいことです。 忙しく飛び回るミツバチ達を眺めて、生き続けてほしいと祈らずにはいられませんでした。 とってもすてきな場所での読書でしたが、お尻が痛くなってしまいました。 アイタタタ・・・。 アン
by books-05
| 2009-06-03 19:10
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