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2010年 05月 08日
今日の東京は、このうえなく気持ちの良いお天気に恵まれています。 そして、とても嬉しいことがありました!! 後ほど、ゆっくりお知らせしたいと思います♪ でも、期待しないで下さいね^ ^ さて、「とっても面白い!」と勧められて読んだ本。 『向日葵の咲かない夏』 道尾秀介 新潮社 2005年 “ホラーと本格ミステリーが高度に融合”しているそうです。 クラスメートS君の死の真相を探っていくミチオは4年生。 お話しは、主に、ミチオによって語られていきます。 今までに感じたことのない読後感。 なんとも言えない気持ちの悪さ。 この作品の文庫は70万部を超えるベストセラーだそうですが、 私には、受け入れ難い違和感が残りました。 それは何か? はっきりは分からないのですが、 登場人物、特に子どもにリアリティを感じられないことにあるように思います。 私には、子どもが子どもに見えないのです。 そして、それぞれの人が、大人も子どもも、心に深い傷を抱えています。 自分の心を守るために、悲しみ・苦しみを受け流すことが上手になることは分かります。 でも、どんなに術が長けていっても、 愛されたい、受け入れられたいという思いをゼロにすることはできないと思うのです。 ゼロにできないから、苦しむのでしょう? 本作の登場人物は、そんな人間の弱さが感じられません。 血が通っている感じがしないのです。 私の感じる違和感は、この辺りから来るのかな、と思います。 ストーリーそのものは、展開に意外性もスリルもあり、引きつけられました。 私には、ミチオを小学生にする必要性が分かりませんでした。 怖さを増幅させるための著者の計算なのかも。 勧めてくださった方は、とてもからりと「面白い」とおっしゃっていたので これほど違和感を感じるのは少数派かな? 賛否両論あるようです。 お読みになった方、ぜひ感想をお聞かせください。 さて、次は、楽しくても悲しくてもいいから、 登場人物の息遣いが聞こえるような物語が読みたいです。 ではでは、良い1日を♪ アン
by books-05
| 2010-05-08 13:58
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