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2011年 01月 24日
今朝の東京は、久しぶりに曇り空です。 しんとした冬の朝。 こんな日に思い出すのが、この絵本。 『しずかな おはなし』 文 サムイル・マルシャーク 絵 ウラジミル・レーベデフ 訳 うちだ りさこ 福音館書店 1963年 (読んであげるなら 3歳ころ~) ロシアの絵本です。 表紙のブルーグレーがとても美しいです。 ちいさな こえで よむ おはなし。 そっと そっと そっと・・・・ すてきな出だしですね。 小さな声で読み始めると、子どもの心の糸が ピンと張りつめるのが分かります。 とうさんと かあさんと ぼうやのはりねずみ のお話です。 ストーリはとてもシンプル。 一家で森を散歩していると、おおかみに会ってしまいます。 3匹は背中の針を逆立てて、じっと丸くなります。 絵本を読む時は、字を読まず、まず、絵だけで読んでみてください。 絵だけから、ストーリーをたどっていくと、とてもドキドキします。 言葉がないぶん、想像力をフル回転させるのですが、 初めての道を歩いている時のような不安を感じます。 小さい人たちは、こんなドキドキ感をもって絵本を読んでいるんですね。 羨ましいな。 よい絵本は、絵だけで、十分にお話を語ってくれます。 はりねずみの親子の会話も、自分なりに想像できます。 そして、なんて言っているのか、何が起こっているのか、早く確認したくなるんですね。 「読んで、読んで」とせがむ気持ちがよく分かります^ ^ 読んでもらって、心からホッとするでしょう。 曇りや雨の日がよく似合う絵本です。 静かなお部屋で、顔を寄せ合って、そっと そっと 読んでみてはいかがでしょう。 さて、私は、はりねずみ が好きです。 なので、お台所のあちこちに はりねずみ♪ ところで、はりねずみって、冬はどうしているのでしょう? 冬眠するのかな? 久しぶりに、ごはんもアップしようと思ったのですが、長くなったのでまた今度。 インフルエンザが流行り始めました。 おそろしや~。 みなさま、お気をつけくださいね。 アン
by books-05
| 2011-01-24 13:22
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