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2011年 01月 29日
この冬も、小鳥をよんでいます。 みかんはメジロに、ヒマワリの種はシジュウカラに。 どちらも、仲良くつがいでやって来ます。 ほら、やってきました。 じっと様子をうかがっています。 (写真中央) 窓を開けて1時間ねばって、やっと撮れたのがこれです。 私 「もー、エサあげてるんだから、写真くらい撮らせてよね~」 シジュウカラ 「ヒマワリの種くらいじゃ、そんなにサービスできないよっ」 だよね~。 でも、かわいいから許す! さて、今日は、若い方にぜひ読んでもらいたい1冊を。 『ナゲキバト』 ラリー・バークダル 訳 片岡しのぶ あすなろ書房 2006年 原書初版 1996年 (小学校高学年 中・高校生) 事故で両親を亡くしたハニバル(9歳)は、祖父ポップに引き取られます。 はじけるような若さの中で、ハニバルは、欲求や誘惑に打ち克てず、失敗を繰り返します。 その度に、ポップは、ともに受け止め、大切なことを静かに教えていきます。 若い時代を過ぎても、間違ってしまうこと、ありますよね。 苦しいことも、悲しいことも、たくさんおこります。 それでも、生き続けなくてはいけない。 辛い時に、その経験を、どう受け止めるか。 古今東西の人々が捜し続けているテーマだと思います。 辛い経験も、必要な、ありがたい経験 頭では分かるんですよね。 でも、心から そう思えるようには、なかなか ならないんですよね。 もしかしたら、「つらい。苦しい。どうして自分だけ」と 悲劇のヒーロー(ヒロイン)で一生過ごしてしまうことだってあるかもしれません。 たとえ やせ我慢でも、“心から”全ての経験を受け入れられるようになるには、 たくさんの あがきと時間が必要だと思います。 そのあがきの1つに、本を読むこと、があるとすれば、(私の場合そうでしたが) 『ナゲキバト』は、何か、きっかけをくれるかもしれません。 祖父ポップのことばと、彼が背負っているもの。 胸にぐっと迫ります。 ずいぶん、日が長くなりました。 春が待ち遠しいです。 皆様、よい週末を ♪ アン
by books-05
| 2011-01-29 15:34
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