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2011年 04月 22日
いつの間にか、桜や木蓮は新緑の若葉に包まれています。 昨年公園から失敬してきたヘビイチゴとカラスノエンドウが、 我が家のずっと前からの住人のような顔(?)をして、 のびのびと葉を広げ、花を咲かせています。 「このあの文庫」のこみやさんが、ミステリー好きの娘に選んでくださった1冊 ♪ 娘より先に読んでしまいました(笑) 『まぼろしの白馬』 エリザベス・グージ 訳 石井桃子 岩波少年文庫 1997年 (原書初版1946年) 小学校高学年ころ~ 主人公は、やせっぽちでソバカスのある13歳の少女マリア。 幼い頃に母を亡くし、そして、二カ月前に父も世を去りました。 みなしごとなったマリアに残されたのは、 小さい頃から世話をしてくれるヘリオトロープ先生とウィギンズだけ。 まだ見たこともない、いとこベンジャミン・メリウェザー卿の住む、 ムーンエーカー館に身を寄せるため、馬車に揺られます。 ムーンエーカー館、それは、高い塔のある、まるで古いお城のような館でした。 お城に住むなんて、まるでお姫様です。 マリアは胸を躍らせます。 マリアは、明るく賢い少女なのです。 ムーンエーカー館でマリアを待ち受けていたのは不思議な出来事。 マリアは、持ち前の好奇心と思慮深さで、次々に謎を解き明かしていきます。 そして、何百年にもわたるメリウェザー家の問題を・・・。 読んでのお楽しみですね^ ^ とてもとても美しい物語。 美しさの中に、面白さ・恐ろしさ・不気味さ・勇気・愛・ユーモア・強さ・優しさ 気高さ・かわいらしさ・面白さ・・・ありとあらゆるものが詰まっています。 ここ数ヶ月、低空飛行を続けている私ですが、 久しぶりに、「本を読んでいる」と、しみじみと感じました。 心の調子がよかったら、きっと、もっと心ふるわせられたと思います。 あ~、ちょっと残念。 でも、また読みます。 きっと、読むたびに、物語の奥行きが深まっていくでしょう。 元気な時も、そうでない時も、私が望めば、本はいつでもそばにいてくれます。 どんな私でも受け入れてくれます。 本がいてくれてよかった^ ^ 最後に、ご報告。 今日、岩手の保育園に第3便を発送しました。 本たちが、傷ついた方に寄り添ってくれることを祈って。 アン
by books-05
| 2011-04-22 18:36
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