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2011年 07月 29日
こんばんは。
福島で本を受け取り、必要な方に届けてくださっているYさんから、先日お手紙を頂きました。 Yさんのご了承を得て、一部をご紹介いたします。 いつのまにか あの東日本大震災から4ヶ月が過ぎようとしてますが、 人間というものは 良くも悪くも忘れるということで 悲しみを 乗り越えられるようです。 日々の生活が、日常になってくるにつれ 目の前の悲惨な姿をみたくない 気持ちがどこかにあり、いまだ日常に戻れない方々に申し訳ないような 複雑な感じが残っております。 お手紙の冒頭部分、胸に刺さります。 目も耳も塞いでしまえば、あの恐ろしい出来事はなかったことにしてしまえそうで、恐ろしくなります。 日本中から私がお預かりした本の最後の13箱は、Yさんが小学校と2つの幼稚園に届けてくださいました。 こちらは、その幼稚園の7月5日現在の写真です。 震災後、4ヶ月経って、がれきは手付かずのまま。 正視できません。 向こうに美しい海が見えます。 「瓦礫も片付き歩けるようになりました」とお手紙にある7月9日の写真 瓦礫は寄せられていますが・・・。 これが現実です。 こちらの幼稚園に関しては、イシマルさんのブログ「絵本とわたしとこどもたち」の 福島いわき市からのレポートvol2 http://soritant.exblog.jp/16131345/ を是非ご覧ください。 お手紙の最後は、こう書かれていました。 子供たちは困難な環境の中 痛々しいほど頑張ろうと努力しています。 苦難に耐えている大人の様子を的確に察知してしまう子供たちは、 決して本当の気持ちを出さず 明るく元気にすることで 世の中を 明るく照らしてくれております。まさに、子は宝!!! 「手作りのカエル」とわらべ歌。 とてもとてもささやかですが、子どもは、目をきらきらさせて、何度でもけらけらと笑ってくれます。 なんてありがたい存在でしょう。 私も少しお手伝い。 今日は、滅多に衝突しない娘と喧嘩して、私、家出しました。 家出のバッグには、カエルの材料と本とレース糸をつめて。 コーヒーショップで型取り作業。 いろいろな布をごそごそと引っ張り出し、ひたすらカエルを書く。 怪しいったらない・・・(笑) 反省とか、心配とかしてくれないと、帰るに帰れないのに、メールも電話もないんだもん。 買い物やら何やら、トータル3時間ぐらい頑張ったけど、疲れちゃた。 おまけに、本をやけ買いして重い。 なんで私が!と、ブーブー思いつつ、お土産にプリンも買ったし。 「荷物が重いから取りに迎えに来て」 と電話したら、ニコニコやってきましたよ。 はぁ~、疲れた。 お昼ご飯を作るの放棄して家出したのに、弟&友だちと楽しそうにマックにいたという目撃情報が。 まったく、ちゃっかりしてるんだから(怒) 喧嘩の理由はくだらないので聞かないでやってください。 明日は仲良くしよう。 疲れるから。 みなさまも穏やかな日々を! アン
by books-05
| 2011-07-29 00:49
| みんな、おなじ空の下で
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