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2012年 05月 03日
もし
「あなたにとって、一番うつくしい絵本は?」 と聞かれたら 『ルピナスさん』 と、こたえるでしょう。 『ルピナスさん 小さなおばあさんのお話』 バーバラ・クーニー 訳 掛川恭子 ほるぷ社 1987年 (原書初版1982年) 小学校低学年ころ~ 副題のとおり、ひとりの女性の一生のお話です。 おじいさんとの約束を生涯忘れなかった、ということを除けば、けっして特別ではない女性。 その約束。 「世の中を、もっとうつくしくするために、なにかしてもらいたいのだよ」 ルピナスさんは、他の2つの約束をはたし、考えます。 なにをすればいいのでしょう? 難しいですね。 子どもはこの絵本をどう感じるのだろう? と思います。 私は、数年前、まだ我が子たちが小さくて余裕のない時には、ルピナスさんは私の前を 素通りしていきました。 昨年、文庫に来てくださる あやこさんの 「私、『ルピナスさん』が好きなんです」の一言に、 ルピナスさんと再び出会いました。 シンクロ二ティとでもいいましょうか。 天からの贈り物のような再会でした。 『ルピナスさん』 本当にうつくしいと思います。 その色彩は、すみずみにまで透明感があふれています。 ルピナスさんの うつくしさは、約束を忘れずにいた強さ。 そして、孤独を受け入れた人だけが持つ うつくしさではないかと思うのです。 さて、私は なにをすればいいのでしょう? 難しいので、ルピナスさんのように心にとめておきたいと思います。 世の中を、もっとうつくしくするために、なにができるか。 いつか、ふと、いい考えが浮かびますように。 雨の中、わざわざルピナスの花を届けてくださった あやこさん。 ありがとうございます。 絵本『ルピナスさん』とルピナスの花。 2つのルピナスさんを、心から ありがとう! アン
by books-05
| 2012-05-03 08:41
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